2009年2月17日

刑務作業も受注減

景気悪いですね。なかなか出口が見えてきませんが、「塀の中にも不況風」として十勝毎日新聞社が刑務作業も減少していることを報じています。
http://www.tokachi.co.jp/news/200902/20090215-0000635.php

それによると、刑務作業の請負契約をしている民間企業が、年度途中で解約・減産を申し出るケースが全国で増えているため、帯広刑務所が来年度以降の刑務作業確保に懸念を強めているそうです。現在、帯広刑務所が契約している企業は13社。受刑者約480人がさまざまな作業を行っています。

その中にはクリーニング作業も含まれていますが、2003年頃のピーク時に比べ、いまは3割程度まで落ち込んでいます。

現在の経済状況では、さらに受注減に拍車がかかることが懸念されています。同刑務所では「作業を通じて受刑者の社会復帰に役立てたい。作業は比較的安価で請け負えるのでぜひ利用してほしい」と民間企業の協力に期待しているとしています。