2009年6月20日

空梅雨?特に西日本の降水量少なく

今年は5年ぶりの空梅雨になる可能性があり、特に西日本では渇水が深刻化していると、毎日新聞が報じています。
http://mainichi.jp/select/today/news/20090620k0000e040036000c.html

記事によると、西日本を中心に降水量が平年を下回る地域が多く、九州では給水制限を始めた自治体も。福岡県の油木ダムの貯水率は8%。大分県の芹川ダムも15%にとどまり、13日から水力発電を停止しました。
この時期の主役の梅雨前線は南海上に停滞したままで、気象庁は「2004年以来の空梅雨になる可能性もある」と分析しています。

一方、首都圏の主なダムの貯水率は平均7割で、現時点で水不足の心配はないとしています。
実際、東京都心や関東の太平洋側、東北地方では降水量は平年を上回っていますが、これは梅雨前線の影響ではなく、上空の寒気によるもの。梅雨の現象とは違う気まぐれな強い雨が降水量を押し上げているのが実態だそうです。

水不足は特にランドリー工場に影響が大きいのですが、梅雨前線の動きが気になるところです。