2009年10月25日

9月のチェーンストア販売、衣料品6.1%減

日本チェーンストア協会が9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会 員企業数70社(店舗数8,206店)の販売データをまとめたもので、概況としては、失業率が高水準であること、所得が減少傾向にあること等雇用・所得環境が厳しいことを背景とする生活者の生活防衛意識の高まりや単価ダウンの影響により苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプロ野球優勝セール等の販促効果によりマイナス幅は縮小したものの10ヵ月連続のマイナスとなった、 と分析しています。

衣料品を見てみると、販売金額は938億7,277万円で、前年同月比6.1%の減少。前月比1.1%減でした。
部門別では、
紳士衣料  166億1,060万円(前年比1.2%増)
婦人衣料  294億8,819万円(前年比7.7%減)
その他衣料 477億7,398万円(前年比7.3%減)

紳士衣料は、気温が低く秋物のスーツ、ジャケット、セーター、カットソーは好調だが、スラックス、ドレスシャツは不調。
婦人衣料は、ジャケット、パンツ、低価格ジーンズは好調だが、スーツ、フォーマルは不調。
その他衣料・洋品は、インナーは機能性を中心に好調だが、パジャマ、ソックスは不調。子供靴の動きは良かった。