2009年10月21日

布団入れ替え時のダニ対策

クリーニングしないでしまい込んでいた掛け布団などは格好のダニの巣になっていた恐れがあるとし、産経ニュースが対策を紹介しています。
http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/091020/sty0910200805001-n1.htm

この時期は布団の入れ替え時期ですが、しまい込まれていた布団は「ダニの格好の繁殖場所」(用賀アレルギークリニック・永倉院長)とのこと。クリーニングをしないで夏の間、押し入れにしまい込んでおくと、通気性が悪く高温多湿になりやすいため、ダニが繁殖。秋になると死に、ハウスダストとして布団の中にたまる可能性が高いそうです。

では、布団からダニの糞や死骸を取り除くには、どうすればいいでしょう。
東京環境アレルギー研究所の白井秀治さんは「一番は丸洗い」とアドバイスしています。同研究所が高密度な防ダニ布団カバー用の生地にハウスダストを包んで家庭用洗濯機で洗ったところ、水洗いではダニアレルゲンの90%、60℃の熱水では96%がそれぞれ流れ落ちたとしています。

丸洗いできないものは、丁寧な掃除機がけとふき掃除が基本だそうで、掃除機で週1度、布団の両面を吸い取ります。1平方メートルにつき、20秒以上かけるのが目安とのこと。

また、ぬいぐるみも「中性洗剤と水で手洗いすれば問題ない」(永倉院長)と話しています。