2010年4月19日

寒い春、クリーニング業界も打撃

4月13日のブログでも冬物がクリーニングに出ないというテレビニュースを取り上げました。東京でも4月中旬に雪が降るなど、まだまだ寒い春になっていますが、この天候の影響を大きく受けているとしてクリーニング業も各紙で取り上げられています。

【読売新聞】
豊島区の巣鴨地蔵通り商店街の近くのクリーニング店「丸久」では、例年なら3月下旬から増えるコートなど冬物衣類の持ち込みが減った。同店の村川よしさんは「冬物は例年の3分の1程度。早く暖かくなってくれないと、このままでは経営が苦しくなる一方」と頭を抱えた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100417-OYT1T00462.htm

【東京新聞】
予想外の低温で苦戦しているのはクリーニング業界だ。東京都内の大手チェーンは「普段なら3月下旬から4月上旬にかけて冬物衣類が持ち込まれるが、今年はまだ天気の様子をみている顧客が多い」と話す。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2010041802000058.html

【朝日新聞】
神奈川県クリーニング協同組合によると、4月中旬までの1カ月間の売り上げは前年同期比で15%近く減ったという。冬物の持ち込みが少ないためで、同組合の北村文子総務課は「不況に寒さが追い打ちをかけて本当に厳しい」。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001004170005

【中日新聞】
冬物衣類の片付けもまだ先のよう。福井市文京のクリーニング店、光洋舎本店の高波信行代表は「コートや毛布はほとんどない。例年ならもうあふれている時期だが」と話し、「冬物を着る機会が多いと、その分汚れるからクリーニングに出す人が増える。長い冬が終われば一気に持ち込まれる」と期待する。
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100419/CK2010041902000021.html

【埼玉新聞】
さいたま市浦和区のクリーニング店では、例年、3月下旬のお彼岸を過ぎると、セーターやコートを持ち込む客が増えるが、「今年はまだ3分の2程度。寒さが日替わりで訪れるので冬物を出すのを控えているようだ」と話す。パートの女性(は「毎年この時期は、店内は持ち込まれた衣料でいっぱいになり、タグをつけるのに大忙しなんだけど…。20年働いているけれど、こんな年は珍しい」と首をかしげる。
http://www.saitama-np.co.jp/news04/15/07.html

【大分合同新聞】
クリーニング業界では、冬物コートの受け付けの出足が鈍い。ホワイト急便外堀店の従業員江口トモエさんは「例年なら3月下旬から冬物が多くなり、今がピークのはずなのに、受け付けはいつもの4割程度。コート類用に設けた棚が3分の1しか埋まらない」と春本番が待ち遠しい様子。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_12713833114.html

【RKB毎日放送】
例年、今の時期は衣替えが終わり、冬に着ていた厚手のコートなどの持ち込みが増えますが、こちらのクリーニング店では、冬物の衣類のために毎年用意している臨時のラックが使われていません。
http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/015187.html