2010年10月6日

紙オムツを院内処理、NTT東日本

NTT東日本関東病院は、日本で初めて、院内で発生した感染性廃棄物や汚物の付着した紙オムツなど廃棄物を全て院内で処理することに成功したと発表しました。
http://www.ntt-east.co.jp/release/1009/100922a.html

NTT東日本が運営しているNTT東日本関東病院では、これまで紙オムツの処理は特別管理産業廃棄物として外部に委託していましたが、鈴与株式会社と病院内の環境にあわせた紙オムツ処理システム「Ecolution-2 NS」を共同開発し、平成21年4月から実証実験として導入しました。これにより年間の紙オムツ廃棄量を46トンから34トンに削減。産業廃棄物から一般廃棄物に切り替えられたことで、処理費用も安くなり、CO2排出量も500kg削減したそうです。

NTT東日本は鈴与と連携し、NTT東日本が運営する他の病院はもとより、本システムをさらに改良し機能向上をはかり、他の病院へも展開していきたいとしています。