2011年2月20日

白洋舎、売上高442億7千万円

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成22年12月期の連結業績(平成22年1月1日から12月31日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/02.html

それによると、
  • 売上高    442億7,000万円(前年同期比3.3%減)
  • 営業利益    5億700万円(同50.8%減)
  • 経常利益    4億4,400万円(同53.3%減)
  • 当期純利益   2億1,900万円(同31.1%減)
でした。

決算短信によると、事業セグメント別の状況は次のとおり。

クリーニング事業は、個人向けのクリーニング事業については、消費低迷や服装のカジュアル化などの逆風に加え、当期は春の衣替え時期にあたる4月の気温が平年に比べ大幅に低く、秋の衣替え時期の9月から10月にかけては気温の変化が不安定で残暑も続くなど、春・秋の需要期の天候不順に大きな影響を受けました。
その結果、クリーニング事業(連結ベース)の売上高は前年比3.6%減の236億3,900万円、営業利益は前年比39.1%減の7億円でした。

レンタル事業については、リネンサプライ部門は主力である都心部ホテルの客室稼働率が年度を通じて回復傾向にありプラス要因となりましたが、リゾートホテル等の業況は回復が遅れました。
ユニフォームレンタル部門は、取引先の業況低迷による事業拠点の統廃合や人員削減等の影響を受けました。
ケミサプライ部門は業界初の全量リサイクル型モップの新製品を投入し、環境保護に関心の高い個人層の獲得を目指しましたが、景気低迷や業界内の競争の激化など逆風の中、大きな成果にはつながりませんでした。
その結果、レンタル事業(連結ベース)の売上高は前年比1.3%減の191億700万円。営業利益は人件費や資材費等のコスト削減に取り組んだ結果、前年比6.3%増の10億7,500万円でした。