2011年8月31日

大阪展の出展申込み9月末まで延長

インテックス大阪で2011年12月2日から4日まで行われる「クリーンライフビジョン21/2011大阪国際クリーニング総合展示会」の出展申込み締切日が、9月末日までに変更になりました。

当初、出展の申込み期間は6月27日から8月31日でしたが、1カ月延長して9月30日が締切りとなります(予定小間数に達し次第、締切り)。料金は1小間346,500円(税込み)。
また会場はインテックス大阪の6号館を使用することが決まりました。

今年の展示会は「関西の元気が東北を勇気づける!関西の笑顔を東日本に」をテーマに、東日本大震災復興支援展示会と位置付けたセミナーやイベントなども企画しているとのこと。

2011年8月30日

7月の洗濯代支出、減少傾向続く

総務省統計局の「家計調査報告(二人以上の世帯)」2011年7月分がまとまりました。

7月分の結果は、全国全世帯の洗濯代支出金額624円で、前年の675円より7.6%減少。勤労者世帯も前年より14.2%減少して661円(前年770円)でした。

地方別では、
  • 北海道 524円(前年824円)
  • 東 北 442円(前年626円)
  • 関 東 578円(前年728円)
  • 北 陸 871円(前年1,013円)
  • 東 海 794円(前年515円)
  • 近 畿 645円(前年589円)
  • 中 国 561円(前年622円)
  • 四 国 649円(前年579円)
  • 九 州 705円(前年744円)
  • 沖 縄 88円(前年184円)
過去の世帯当たり支出金額はクリーニングオンラインのデータ集にも掲載しています。
http://www.c-online.net/data/

「日本クリーニング新聞」1614号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2011年8月25日号(第1614号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 2011ホーム総需要減意識調査/利用層開拓が急務
  • 群馬県・申請手数料を無料に〜建築基準法48条ただし書き許可
  • アサヒ製作所/リネン工場見学会の参加者募集
  • ワイシャツ市場縮小とメーカー/クリーニング品質研究会
  • 企業見聞・背広上下、水で3500円
  • 毛利春雄の『クリーニング革新大系』〜クリーニングの機械とメンテナンス
  • 今週の機材紹介

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2011年8月29日

「洗濯の科学」222号発行

財団法人洗濯科学協会の「洗濯の科学」2011年8月号(第222号)が発行されました。

今号の内容は、
  • 衣料用洗剤に使用される酵素
  • ケケン試験認証センターの積極活用を
  • 東京都立産業技術研究センター多摩テクノプラザのご紹介
  • 日本繊維製品消費科学会のクリーニングに関する情報セミナー
  • クリーニングの苦情事例(3)断ち切り素材のドライクリーニングによる状態変化
  • JETRO「アジア売れ筋商品調査」から洗濯機のアジア市場動向をみる
  • 平成22年度研究助成による研究報告(1)
  • ファッション流行情報(15)2011年秋冬傾向
  • 自然素材でのんびりナチュラル・ライフ(20)東日本大震災以降、変わる消費者の生活意識
  • 編集後記

【洗濯科学協会のサイト】
http://www.foundation-f.com/~sentakukagaku/

2011年8月28日

アロマオイルで火災、イギリスでも

以前、当ブログでも掲載しましたが、アロマオイルなどを含んだタオルが原因とみられる火災がありました。イギリスでも同様の事故が起きているようです。ジャーニーOnlineが伝えています。
http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=1300:824&catid=37:uk-today&Itemid=96

デイリー・テレグラフ紙が報じたところによると、イギリスにおいて、消防署が一連の原因不明の火災事故について調査したところ、精油のしみこんだタオルやリネンが原因であることがわかったとしています。最近数カ月内に自宅、コインランドリー、エステサロンなどで起こった火事のうち、少なくとも6件は関係しているそうです。

ウィルトシャー消防署のパーソンズ氏は「オイルを含んだタオルから出火し、乾燥機やリネン・バスケット、乾燥用棚などで火事が起きている。低温の水で洗濯した場合、タオルから油分を完全に取り去ることができず、乾燥した際に残留物から出火する可能性がある」と話し、タオルは40℃以上の湯で洗うことをアドバイスしています。

2011年8月25日

ワンピースで色が滲むトラブル

株式会社ビームスは、ワンピースの一部で洗濯絵表示通りにクリーニングすると色が滲み出ることがわかったと発表しました。
http://www.beams.co.jp/about/important/beams-2.html

対象商品は3月中旬からアウトレット各店で販売した「配色ポンチ5分袖ワンピース」。品番は43-26-0790 。
洗濯絵表示は「水洗いできない」「石油系でドライクリーニングできる」となっていますが、正しくは「液温30℃を限度とし、弱い手洗がよい」「ドライクリーニングできない」。
洗濯絵表示通りにクリーニングすると、淡色部分の身生地に色が滲み出ることが判明したため、商品回収の上、正しい洗濯絵表示への付け替えもしくは返金で対応するとしています。

2011年8月24日

原発事故賠償の説明会、栃木県

栃木県で8月23日、原子力損害賠償に関する産業・観光関係団体説明会が開かれました。下野新聞が報じています。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20110823/594633

原子力損害賠償紛争審査会において「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」が決定され、栃木県の観光業等が賠償の範囲に含まれたことから、県内の商工団体、観光業関連団体、市町等に対して指針等の情報提供を行うために開かれたもの。

当日は文部科学省と東京電力が賠償範囲や補償手続きの準備状況を説明しました。
補償は営業損害(減収分、追加的費用)が中心で、直接被害者と一定の経済的関係にあった第三者の間接被害も賠償対象となります。宿泊客キャンセルに伴う出入りのクリーニング業者や観光業者、土産物店に納入される特産品の製造業者、県産ブランド牛を扱う飲食店なども含まれるとしています。

東電では示談が成立すれば、10月中にも補償金の支払いを開始する方針とのこと。

2011年8月23日

7月のチェーンストア販売、衣料品0.5%減

日本チェーンストア協会が7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数60社 (店舗数8,028店)の販売データをまとめたもので、概況としては、前半は猛暑により夏物商品や暑さ対策商品を中心に動きが良く、後半は台風6号による大雨、その後の低気温により失速したものの、総販売額の前年同月比は2カ月連続のプラスとなった、と分析していま す。

衣料品を見てみると、販売金額は1,267億7,665万円 で、前年同月0.5%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  241億8,761万円(前年比1.6%増)
婦人衣料  407億2,992万円(前年比1.7%減)
その他衣料 618億5,912万円(前年比0.6%減)

紳士衣料は、クールビズ対応のドレスシャツ、半袖シャツ、スラックス、カジュアルパンツ、ショートパンツは好調だが、スーツ、カットソーは不調。
婦人衣料は、フォーマル、ジーンズは好調だが、ジャケット、パンツは不調。
その他衣料・洋品は、機能性肌着は好調だが、ホームウェア、子供は不調。

2011年8月22日

アサヒ、北海道で工場見学会

株式会社アサヒ製作所(本社横浜市、飯田正博社長)は2011年9月29日、北海道の株式会社マルセンクリーニング(本社釧路市、木元浩喜社長)の見学会を開催します。

同工場は連洗アサヒニューゼンキング・メディラインP50-10をはじめ、油圧脱水機ASP-450、省エネ乾燥機APT-4060、トンネルフィニッシャーATF-116などを導入し、さまざまな工夫を行いながら大きく飛躍しているとのこと。当日はホテルリネン、病院寝具、ホームクリーニングなど、マルセンクリーニングが手がけている各分野の工場を見学します。

また工場見学の前日にゴルフ、または小樽観光も予定されています。

2011年8月20日

7月の百貨店売上、衣料品0.9%減

日本百貨店協会が7月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店86社255店のデータをまとめたもので、売上高総額は約6,006億円、前年同月比で0.1%減でした。
7月の特徴としては、中旬までの猛暑と節電意識高まりで、クールビズや涼感寝具など暑さ対策商材が引き続き活況であったが、台風6号の上陸とそれに続く気温低下の影響を受けて、月の後半は入店客数が伸び悩むともに、衣料品を中心に盛夏商材が苦戦したことなどから、最終的には前年実績をわずかに下回る結果となった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は2,029億2,666万1千円で、前年同月比0.9%減でした。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 383億3,977万1千円 (前年比0.2%減)
  • 婦人服・洋品 1,359億6,998万3千円 (前年比0.8%減)
  • 子供服・洋品 133億8,387万3千円 (前年比0.8%減)
  • その他衣料品  152億3,303万4千円 (前年比3.2%減)
となっています。

2011年8月19日

UA、パンツの組成表記に誤り

株式会社ユナイテッドアローズは、スーツのパンツの一部で組成表記に誤りがあると発表しました。
http://www.united-arrows.co.jp/info/2011/08/006240.html

対象商品は2011年4月26日から7月29日までユナイテッドアローズ各店舗にて販売したスーツのパンツ「WL CTN/LINEN LIGHT DB6B」。品番は1123-110-3086。
下げ札および洗濯絵表示タグに記載された組成表記は「コットン56%:ナイロン44%」となっていますが、正しくは「コットン56%:麻44%」。
洗濯絵表示(洗濯方法)の内容には問題はないとしています。

2011年8月18日

ダスキン、2011年度版の環境報告書

株式会社ダスキン(本社吹田市、山村輝治社長)は「環境報告書 DUSKIN GREEN REPORT 2011」を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/torikumi/ecology/hokoku/index.html

同社の環境への取り組みをテーマごとに、各事業の特徴と環境に与えている影響、およびそれらを緩和・改善するための具体的事例を報告。環境報告書として、今回で11回目の発行となります。

2011年8月17日

ワイエイシイが第1四半期決算を発表

株式会社ワイエイシイ(本社東京都昭島市、百瀬武文社長)が平成24年3月期第1四半期決算の連結業績(平成23年4月1日から平成23年6月30日)を発表しました。
http://www.yac.co.jp/Head%20Home100/HQzaimu110.html

それによると、
  • 売上高   :29億8,400万円(前年同期比167.8%増)
  • 営業利益  :△2億5,900万円 (−)
  • 経常利益  :△2億7,400万円 (−)
  • 四半期純利益:△8,700万円 (−)
でした。

決算短信によると、クリーニング関連分野では、ライフスタイルの変化等によるクリーニング需要の減少により、厳しい受注環境にありましたが、国内外の営業強化を図るとともに生産拠点の整備等のコストダウンに努め、売上高・収益を確保。
当セグメントの売上高は2億3,600万円(前年同期比13.5%増)、営業利益は2,500万円でした。(前年は営業損失2,400万円)でした。

2011年8月16日

「日本クリーニング新聞」1613号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2011年8月15日号(第1613号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 機械の本当の能力引出す/ライバルに勝つ「基準作り」
  • 各社23年上半期決算の季節
  • 宮田工機・ワイズプラント/実演セミナー
  • 中小企業景況調査・初の大震災の影響の数値化
  • 毛利春雄の『クリーニング革新大系』〜クリーニングの機械とメンテナンス
  • 今週の機材紹介
  • リネン品の総合衛生管理を実現/ライオンハイジーン

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2011年8月15日

「クリーニング流通新聞」251号発行

クリーニング業界の業界紙「クリーニング流通新聞」2011年8月10日号(第251号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 全日本機材商協議会/クリーニング業復興支援策で会議
  • 羽毛ふとんキャンペーン案/日羽協・ふとんCL協
  • 「クリーニングの日」をPR〜第29回クリーンライフまつり
  • 小説あとつぎ奮闘記「サンタの挑戦」
  • 歴史の証言者特別編/故・山下博氏(元エンパイアー社長)
  • 被災業者に復興の道筋を・尾崎ドライ(千葉)

第4回補助金審査・評価会を8月18日開催

厚生労働省は8月18日に「第4回生活衛生関係営業対策事業費補助金審査・評価会」を開催します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/2r9852000001kbeu.html

今回の議題は、生活衛生関係営業対策事業費補助金<都道府県分>の審査など。会議は公正かつ公平な審査に支障を来すおそれがあるため非公開としていますが、審査の経過及び結果については公表するとしています。

2011年8月14日

犯罪被害者支援に協力、ワタキュー

ワタキューセイモア株式会社(本社京都府、安道光二社長)は犯罪被害者支援に協力しようと、京都犯罪被害者支援センターに140万円を寄付しました。産経ニュースが伝えています。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110809/kyt11080902030001-n1.htm

同社は平成21年、同センターに賛助会員登録し、これまでも定期的に資金援助を行ってきました。今回は創業140周年を迎えた区切りに支援を強化しようと、創業年数と同じ金額の寄付を決めたそうです。

2011年8月10日

Clean 2013の日程変更

クリーニングの国際展示会Clean Showの大会本部は8月8日、2013年にニューオーリンズで行われる「Clean 2013」の日程を2013年6月20日(木)〜22日(土)に変更すると発表しました。当初は6月21日(金)〜23日(日)を予定していましたが、日曜日の開催を外す方針にしたようです。

Clean Showは近年、4日間の日程を組んでいましたが、「Clean 2013」は1981年以来の3日間の開催となります。期間短縮については、出展者、来場者の意見を取り入れたとしています。

西濃運輸、買い物サービスを拡充へ

西濃運輸株式会社は、買い物した商品を自宅まで届ける「カンガルーお買い物サービス」事業を分社化して、「コミュニティー・コンシェルジュ・サービス(CCS)」の新会社を立ち上げると岐阜新聞が報じています。
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110809/201108090949_14626.shtml

新会社では電球の取り付けなど、既存の輸送サービスの枠を超えた御用聞き的な付帯サービスを提供することで、需要が伸びているお買い物サービスの受注、契約先の拡大を狙います。
提供するサービスは買い物代行を中心に、クリーニングやレンタルDVDの受け取り・配達、弁当の配達、ペットボトルや古新聞、食品トレーの回収・処分なども想定していますが、具体的には今後詰めていくとのこと。

2012年3月期中の設立を目指しています。

2011年8月7日

「日本クリーニング新聞」1612号発行

クリーニング業界の業界紙「日本クリーニング新聞」2011年8月5日号(第1612号)が発行されました。

今号の主な内容は、
  • 上半期ク代支出額/13.2%減の3849円に
  • 白洋舎11年中間決算・大震災直撃、配当1円減配
  • 秋の行事予定
  • 毛利春雄の『クリーニング革新大系』〜クリーニングの機械とメンテナンス
  • 今週の機材紹介
  • さっぱり洗い研究会〜移染取りとマット洗い

【日本クリーニング新聞のサイト】
http://www.nicli.co.jp/

2011年8月5日

「東京クリーニング界」742号発行

東京都クリーニング生活衛生同業組合の「東京クリーニング界」2011年8月号(第742号)が発行されました。


今号の主な内容は、
  • 小規模事業主の節電に向けて「見える化」から始めよう!
  • 日本消費者協会との懇談会開催
  • 低圧進相コンデンサによる火災に注意して下さい!
  • 青年部加入のメリット
  • クリーニング業の節電と省エネ対策

【東京都クリーニング生活衛生同業組合のサイト】
http://www.tokyo929.or.jp/

2011年8月4日

リネンパンツ、摩擦で滑脱

株式会社ルドームは、IENA各店舗で販売した「G1リネンパンツ」で摩擦による滑脱の可能性があると発表しました。
http://www.baycrews.co.jp/information/recall/2011/001486.html

対象商品は、5月2日から7月31日までIENA各店舗で販売したG1リネンパンツ。品番は11-030-910-4469-1-0、16,800円。摩擦による滑脱の可能性があることが判明したため、同社では商品回収で対応するとしています。

9月11日にクリーンライフまつり

クリーンライフ協会と全ク連は「第29回クリーンライフまつり」を9月11日、東京・豊島区のサンシャインシティ噴水広場で開催します。


クリーンライフまつりはクリーンライフ思想の普及啓蒙、クリーニング業界のイメージアップや需要拡大をはかることを目的に、毎年、クリーニングの日(9月29日)にあわせて開かれています。

当日はファミリーコンサートや風船を使ったパフォーマンス、クリーンライフみのりの箱募金の呼びかけ、利用者意識アンケートなどを行います。
司会は月岡逸弥、ゲストはしゅうさえこ、バルーンmoto、やはたみな。

2011年8月3日

ダスキンキッズタウンをリニューアル

株式会社ダスキン(本社吹田市、山村輝治社長)は「ダスキンキッズタウン」をリニューアルしました。
http://www.duskin.co.jp/kids/

ダスキンキッズタウンは小学校高学年を対象に、身近な環境問題や身の回りを快適に整えることについて楽しみながら学習してもらうことを目的にしたページで、工場のバーチャル見学などができます。

ダスキンで働く人を紹介する新コーナー「お仕事しょうかい」では、社長の仕事も紹介しています。

2011年8月2日

懸賞論文を募集、TES40周年記念で

一般社団法人日本衣料管理協会は創立40周年を記念して、懸賞論文を募集しています。
http://www.jasta1.or.jp/topic-discourse/topic-discourse.html

「未来の繊維ファッション産業—TESの果たすべき役割—」をテーマにした今回の懸賞論文には、誰でも応募することができ、TES(繊維製品品質管理士)の将来的な役割に関するものならば、どのような視点から論述しても構いません。字数は2,500字程度。締切りは平成23年9月30日。

TESの将来的な役割・発展策に関するアイデアに重点を置いて審査するとしています。

優秀作(懸賞金20万円)などは、12月6日に行われる日本衣料管理協会創立40周年記念式典で表彰するとのこと。

2011年8月1日

白洋舍が第2四半期決算を発表

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成23年12月期第2四半期の連結業績(平成23年1月1日から平成23年6月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/02.html

それによると、
  • 売上高    211億1,400万円(前年同期比5.1%減)
  • 営業利益    1億1,100万円(同83.5%減)
  • 経常利益   2,700万円(同95.5%減)
  • 四半期純利益  △2億1,000万円(-)
でした。

決算短信によると、震災以降の消費マインドの大幅な冷え込みがクリーニング需要にも影響し、原油価格の高騰がコスト面での逆風となりました。また、リネンサプライ業界においては震災以降ホテル等需要先の業況が急激に落ち込み、その影響を強く受けました。

業績を事業セグメント別にみると、
個人向けクリーニング事業は、中長期的に需要が減退しており売上も苦戦が続く中、新規顧客を積極的に獲得する戦略を推進。具体的には4月に「シャキッと加工」を投入、6月には「カスタムクリスタルクリーニング」の全国受付を開始しました。
クリーニング関連情報誌「ふんわり」を作成、配布したほか、計画的、効率的にお客様訪問をするための集配員の活動サポートツールを導入、既存顧客向けにはダイレクトメールや電話できめ細かな情報提供を行い、新規顧客に向けては各種のキャンペーンを実施するなどの施策を実行。
しかし震災による仙台支店の営業休止、関東エリアでの計画停電の影響による店舗等の一時休業、一時的なガソリン不足による集配サービスへの影響など供給面での制約と全国的な消費マインドの急激な冷え込みによる売上減の影響が結果的に大きく、売上高は113億8,400万円(前年同期比6.5%減)、営業利益は4億8,900万円(同25.4%減)でした。

レンタル事業のうち、リネンサプライ分野は主力顧客である都内高級ホテルについては震災以降外国人旅行者の大幅な減少、関東地方のリゾート系ホテルは自粛ムードによる利用客の激減に見舞われ、売上が大幅に低下。第2四半期連結会計期間に入りこれらの状況も緩和に向かっていますが、低価格帯のホテルから順に回復に向かう傾向があり、都内高級ホテルやリゾート系ホテルでは集客の足取りは依然として重いため、リネンサプライ分野の売上、利益も低迷を続けました。
また、ユニフォームレンタル分野についても工場等の操業休止やその後の人員削減等により扱い数量が減少するなどの影響が生じました。
この結果、レンタル事業の売上高は80億1,500万円(前年同期比14.8%減)、営業利益は1億5,800万円(同75.2%減)となりました。

トーカイが第1四半期決算を発表

株式会社トーカイ(本社岐阜市、小野木孝二社長)が平成23年3月期第1四半期決算の連結業績(平成23年4月1日から平成23年6月30日)を発表しました。
http://www.tokai-corp.com/finance/

それによると、
  • 売上高   :202億円3,900万円(前年同期比2.7%増)
  • 営業利益  :13億8,300万円 (同24.9%増)
  • 経常利益  :14億8,300万円 (同15.4%増)
  • 四半期純利益:8億6,500万円 (同34.7%増)
でした。

決算短信によると、コアセグメントである「健康生活サービス」、「調剤サービス」が、老齢人口の増加を背景に堅調に推移し、売上高の伸長に貢献。「健康生活 サービス」では、病院や福祉施設からの各種アウトソーシングを請け負う病院関連事業で、主力商品の拡販が順調に推移し契約件数を伸ばしました。また、介護用品のレンタルを行うシルバー事業も、地域密着のきめ細かな営業活動により着実に利用者を増やすことができ増収を確保。

「環境サービス」では、リースキン事業において、東日本大震災の影響などにより減収。一方、清掃事業は順調に推移し増収を確保。これらの結果、当セグメントは増収減益でした。

ダスキンが第1四半期決算を発表

株式会社ダスキン(本社吹田市、山村輝治社長)は、平成24年3月期第1四半期の連結業績(平成23年4月1日から平成23年6月30日)を発表しました。
http://www.duskin.co.jp/ir/information/kessan.html

それによると、
  • 売上高   :429億900万円(前年同期比2.4%減)
  • 営業利益  :24億5,800万円(同13.0%減)
  • 経常利益  :31億2,500万円(同6.3%減)
  • 四半期純利益:16億9,200万円(同96.1%増)
でした。

決算短信によると、「クリーングループ」のホームサービス事業(一般家庭向けサービス)は、新しいフロアモップ「LaLa」を4月より西日本で先行発売したり、「ダスキン プロのおそうじギフト」(おそうじギフトカード)の販売も開始しました。エアコンクリーニングサービスも電力供給不足懸念に伴う節電意識の高まりを背景に、順調に受注件数が増加しました。この結果、ホームサービス全体の売上高は前年同期を上回りました。

ビジネスサービス事業(事業所向けサービス)では空間衛生サポート活動に注力しつつ、飲食店向けの新サービス「拭き取り検査サービス」を使った厨房衛生サポート提案や新商品「カーペットブラシ」を活用したフロア衛生サポート提案等、新たな商品・サービスを使った提案型営業に努めました。
また、東日本大震災に伴うオフィスや店舗の遮熱やガラスの飛散防止ニーズに対しては、「ガラス面フィルム施工サービス」等の新たなメニューも用意。しかしながら、経費削減意識の更なる高まりにより、ビジネスサービス全体の売上高は前年同期を下回りました。

以上の結果、クリーングループ全体の売上高は、284億6,900万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は35億2,700万円(同0.5%減)でした。