2012年2月21日

白洋舍、売上高427億8千万円

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成23年12月期の連結業績(平成23年1月1日から12月31日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/02.html

それによると、
  • 売上高    427億8,000万円(前年同期比3.4%減)
  • 営業利益    3億7,400万円(同26.1%減)
  • 経常利益    2億7,800万円(同37.2%減)
  • 当期純利益  △5億1,500万円(−)
でした。

決算短信によると、事業セグメント別の状況は次のとおり。

クリーニング事業では、新サービスとして「シャキッと加工」や「カスタムクリスタルクリーニング」を開始するとともに、汗汚れに対応した水洗い品の販促に注力。三越銀座店やそごう横浜店に特色を持った新規店舗をオープンしたほか、宅配便によるじゅうたんクリーニングを開始し、店舗のない地域のお客さまへの対応にも取り組みました。
しかしながら、震災の影響による消費マインドの急激な冷え込みが繁忙期需要の低下を招き、売上高は225億6,200万円(前年比3.2%減)、営業利益は7億6,700万円(同14.0%増)でした。

レンタル事業では、リネンサプライ部門は震災直後、主力顧客である都内高級ホテルについては外国人旅行者が急激に減少し、関東地方のリゾート系ホテルについてはいわゆる「自粛ムード」による利用客の激減に見舞われ、売上が大幅に低下。
ユニフォームレンタル部門についても震災後、工場等の操業休止やその後の人員削減等により取り扱い数量が減少するなどの影響が生じました。
その結果、売上高は165億7,500万円(前年比2.9%減)、営業利益は5億7,500万円(同43.9%減)でした。

平成24年度は国内外の経済が引き続き緩やかな回復傾向となることを前提に白洋舍グループ連結ベースで売上高445億円、経常利益7億円、当期純利益2億8,000万円を見込んでいるとのこと。