2012年11月1日

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成24年12月期第3四半期の連結業績(平成24年1月1日から平成24年9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :332億800万円(前年同期比5.0%増)
  • 営業利益  :6億1,600万円(-)
  • 経常利益  :6億4,800万円(-)
  • 四半期純利益:1億9,400万円(-)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング業務については、中長期的に需要が減少傾向にあるが、新規のお客を増やす・継続してご利用いただく・より多くご利用いただくことに注力するとともに、アパレルメーカーやインテリアメーカーなど異業種他企業との連携・提携によるお客さまとの接点の拡大に努めている。
新たな取組みとしては、「ふとん」「じゅうたん」の防ダニ加工の取扱いを開始するとともに、ホームページ等で保管付宅配クリーニング「安心クローク」の受付を実施(4月~6月限定)。
また、需要減少期である夏場には「ランドリー全品抗菌防臭処理」や「ブーツ・靴クリーニング
10%off」「汗すっきり加工・折目加工のお試しキャンペーン」を訴求し、集品をりました。集配部門においては昨年度実施したお客さまアンケートを9月にも実施。
これらの結果、クリーニング事業における売上高は170億7,400万円(前年同四半期比1.3%増)、セグメント利益(営業利益)は6億4,800万円(同24.0%増)でした。

レンタル事業のうち、リネンサプライ部門は関東地区リゾート宿泊施設は海外からの旅行客の減少等に伴い、稼動に減少傾向が見られたものの、都内高級ホテルの稼動は順調に推移。
ユニフォームレンタル部門については、既存顧客のユニフォームレンタル利用頻度に増加が見られたほか、ISO22000認証取得効果により新規に受注した食品関連事業ユニフォームの売上に支えられた。
これらの結果、売上高は130億5,000万円(前年同四半期比7.2%増)、セグメント利益(営業利益)は6億8,900万円(同143.6%増)でした。

またその他として、事業所及び家庭用モップ・マット等を供給するケミサプライ部門並びに、オフィス等の清掃、リフォーム、特殊清掃等を行うハウスケア部門に おいては、同業他社との競争環境が厳しく、引き続き顧客からの値下げ要請等の動きが売上、利益の圧迫要因となっています。
しかしながら、ユニフォーム販売が増加したことを主因として、売上高は42億2,900万円(前年同四半
期比9.8%増)、セグメント利益(営業利益)は1億3,600万円(同21.7%増)となりました。