2014年2月17日

白洋舍、売上高450億円

株式会社白洋舎(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成25年12月期の連結業績(平成25年1月1日から12月31日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高  :450億6,900万円(前年同期比1.5%増)
  • 営業利益 :11億1,300万円(同52.3%増)
  • 経常利益 :12億8,800万円(同58.3%増)
  • 当期純利益:6億1,200万円(同44.2%増)
でした。

決算短信によると、事業セグメント別の状況は次のとおり。

クリーニング事業では、百貨店等への出店を増やすとともに、アパレルメーカー等異業種他企業との連携・提携を推進し、お客さまとの接点拡大を図りました。
新たなサービスとしては、平成25年3月より、高級素材品や毛皮・皮革製品等を対象とした「プレミアム保管」、ブーツ3足のクリーニングと保管をセットにし宅配サービスを付けた「おまかせブーツパック」の取扱いを、7月からは、クリーニング業界では初となる、スウェーデンで開発された抗菌防臭加工剤を使用した「ポリジンウォッシュイン加工」の取扱いを、それぞれ開始。
これらの結果、クリーニング事業の売上高は233億1,200万円(前年比2.5%増)、営業利益は10億9,700万円(同32.8%増)でした。

レンタル事業では、リネンサプライ部門は、都心部高級ホテルの稼働が高い水準で推移したほか、海外からの訪日旅行者の回復等によりリゾート系宿泊施設でも稼働が持ち直したことから、概ね順調に推移。
ユニフォームレンタル部門については、ISO22000認証の取得を契機とした食品関連企業の新規獲得に加え、都心部における外食産業の需要回復にも支えられ、堅調に推移しました。
その結果、レンタル事業の売上高は181億1,100万円(前年比3.1%増)、営業利益は10億2,100万円(同13.7%増)でした。

その他事業のうち、事業所および家庭用モップ・マット等を供給するケミサプライ部門は、レンタル事業との連携営業を強化したことにより売上高の減少に歯止めがかかりましたが、連結子会社におけるユニフォーム販売が減少したことから、売上高は31億1,900万円(前年比12.4%減)でした。