2014年3月25日

2月のチェーンストア販売、衣料品7.5%減

日本チェーンストア協会が平成26年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数59社(店舗数9,174店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,655億905万円(前年同月比1.5%増)でした。
概況としては、2月は食料品は、相場高の影響もあり農産品、畜産品が好調だったほか、住関品では、医薬・化粧品、家具・インテリア、家電などが好調。衣料品は苦戦したものの、総販売額の前年同月比は、3カ月ぶりのプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は774億1,728万円で、前年同月比7.5%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  151億4,093万円(前年比6.2%減)
婦人衣料  237億9,656万円(前年比8.4%減)
その他衣料 384億7,979万円(前年比7.5%減)

紳士衣料は、カッターシャツ、セーター、シニア向け衣料は好調だったが、スーツ、ジャケット、スラックスは不調。
婦人衣料は、フォーマル、セーター、ジーンズは好調だったが、コート、スーツ、カットソー、パンツ・スカートは不調だった。
その他衣料・洋品は、防寒靴下や帽子、手袋などの季節商品のほか、婦人ブーツ、レインシューズが好調だったが、紳士・婦人・子供肌着、紳士・子供のパジャマは不調だった。