2014年7月23日

6月のチェーンストア販売、衣料品9.3%減

日本チェーンストア協会が平成26年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数60社(店舗数9,228店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆605億8,988万円(前年同月比2.8%減)でした。
概況としては、6月は食料品は、相場高の影響もあり畜産品が好調だったほか、農産品や惣菜の動きが良かったが、衣料品が、気温上昇の遅れから夏物関連商品が伸び悩み、住関品も不調だったことから、総販売額の前年同月比は3カ月連続のマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は1,067億1,553万円で、前年同月比9.3%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  242億6,166万円(前年比8.6%減)
婦人衣料  313億7,430万円(前年比8.8%減)
その他衣料 510億7,957万円(前年比9.9%減)

紳士衣料は、カジュアルショートパンツ、半袖Tシャツなどの動きはよかったが、ジャケット、ドレスシャツ、半袖シャツ、スラックスなどは不調だった。
婦人衣料は、カットソー、ジーンズ、ニットなどは好調、初夏物のカジュアルシャツなどの動きもよかったが、フォーマルやワンピース、スカート、レギンスなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人カジュアルシューズ、カジュアルソックスは好調だったが、紳士・婦人・子供肌着、ホームウェアは不調だったほか、帽子や日傘などの季節商材も不調に終わった。