2014年11月4日

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、五十嵐素一社長)は、平成26年12月期第3四半期の連結業績(平成26年1月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :347億2,800万円(前年同期比3.5%増)
  • 営業利益  :8億7,200万円(同2.5%減)
  • 経常利益  :9億3,600万円(同10.4%減)
  • 四半期純利益:4億5,400万円(同44.4%減)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業については、当第3四半期は「夏の応援3プラン」として、スウェーデンで開発された抗菌防臭加工剤「ポリジン」を使用した「ポリジンウォッシュイン加工」等の販促を行い、夏物衣料のクリーニング需要喚起に注力。
7月までは、消費増税前の駆け込み需要の反動減の影響が見られたものの、8月以降は徐々に持ち直しの動きが見られ、9月後半における気温の低下が、夏物衣料の衣替え需要を後押ししたことも重なり、クリーニング事業の売上高は178億3,600万円(前年同四半期比2.1%増)、セグメント利益(営業利益)は8億7,100万円(同7.3%増)となりました。

レンタル事業については、リネンサプライ部門で新規に開業した高級ホテルとの取引が順調に推移したことや、ユニフォームレンタル部門では食品関連企業の衛生管理ニーズの高まりによる新規取引獲得等が寄与し、増収でした。一方で、新規受注に伴う初期投資の償却負担等が経費を押し上げたこと等から、レンタル事業の売上高は140億6,800万円(前年同四半期比4.7%増)、セグメント利益(営業利益)は7億800万円(同11.2%減)となりました。

その他事業においては、家庭用モップ・マット等を供給するケミサプライ部門が、同業他社との競争環境が厳しい中、得意先件数の増加により増収となったことに加え、連結子会社におけるクリーニング機械等の売上が増加したことから、売上高は42億8,800万円(前年同四半期比3.8%増)、セグメント利益(営業利益)は、2億1,000万円(同61.8%増)でした。