2016年1月21日

2015年のチェーンストア販売まとまる

日本チェーンストア協会は「平成27年度暦年のチェーンストアの販売概況」を発表しました。
2015年の売上高総額は約13兆1,682億円で対前年比(店舗数調整後)で0.7%増でした。
https://www.jcsa.gr.jp/public/data/H27_rekinen.pdf

売上高の概況について、1〜3月は食料品は好調に推移したものの、衣料品、住関品は気温の影響や駆け込み需要のあった商品群が不調に終わった。4月以降は一部の商品に駆け込み需要の反動が影響したが、食料品、衣料品、住関品ともに動きはよかったものの、6月は気温上昇の遅れにより影響を受けた衣料品、住関品が伸び悩んだ。7月以降は、衣料品、住関品も気温の上昇とともに季節商品を中心に動きがよかった。衣料品は9月以降もまずまずの動きだったが、11〜12月は暖冬の影響により季節商品が苦戦した、と分析しています。

衣料品を見てみると、売上高は1兆1,919億6,196万円で、前年比2.1%減。
商品別では、
  • 紳士服・洋品    2,376億7,828万円 (前年比4.8%減)
  • 婦人服・洋品    3,593億6,830万円 (前年比3.5%減)
  • その他の衣料・洋品 5,949億1,538万円 (前年比0.1%減)
となっています。