2016年10月24日

9月のチェーンストア販売、衣料品11.3%減

日本チェーンストア協会が平成28年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数9,422店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆87億1,931万円(前年比3.2%減)でした。
概況として、9月は食料品はまずまずの動きだったが、衣料品、住関品ともに高気温、天候不順の影響を受け季節商品が苦戦したこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は755億5,539万円で、前年同月比11.3%減でした。
部門別では、
紳士衣料  128億5,139万円(前年比9.4%減)
婦人衣料  219億1,413万円(前年比17.2%減)
その他衣料 407億8,987万円(前年比8.4%減)

紳士衣料は、薄手羽織物、ポロシャツ、Tシャツなどは動いたものの、ジャケット、スラックス、カジュアルパンツ、カジュアルシャツ、ニットシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、マニッシュスーツ、カットレングス、ボトムなどの動きが良かったが、ジャケット、ブラウス、カットソー、カジュアルパンツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・子供肌着、子供靴、レイングッズなどの動きは良かったものの、紳士・婦人パジャマ、男児・女児服、ベビーウェアなどの動きは鈍かった。