2017年5月24日

4月の百貨店売上、衣料品18カ月連続のマイナス

日本百貨店協会が平成29年4月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店80社229店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,527億円、前年同月比で0.7%増。14カ月ぶりのプラスとなりました。
4月の特徴としては、円安株高によるストック効果で高額消費に一段弾みがついたほか、集客・販促施策の積極展開などが奏功。主力の春物衣料は気温上昇に伴い動き始めた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,510億4,236万4千円で、前年同月比1.2%減。18カ月連続のマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 320億6,815万円 (前年比0.7%減)
  • 婦人服・洋品 942億8,478万2千円 (前年比1.7%減)
  • 子供服・洋品 148億5,563万1千円 (前年比1.6%増)
  • その他衣料品 98億3,380万1千円 (前年比2.5%減)
となっています。