2017年7月21日

6月の百貨店売上、衣料品20カ月連続のマイナス

日本百貨店協会が平成29年6月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店80社229店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,720億円、前年同月比で1.4%。2カ月ぶりのプラスとなりました。
6月の特徴としては、円安株高で富裕層の高額消費やインバウンドが好調推移したことに加え、少雨高温の天候が夏の季節需要を押上げたほか、多くの店舗でクリアランスセールを6月末開始に前倒ししたことなど、プラス与件が重なった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,355億8,279万5千円で、前年同月比0.5%減。20カ月連続のマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 299億4,125万3千円 (前年比0.8%減)
  • 婦人服・洋品 869億8,196万円 (前年比0.6%減)
  • 子供服・洋品 84億2,714万1千円 (前年比4.6%増)
  • その他衣料品 102億3,244万1千円 (前年比3.2%減)
となっています。