2017年8月23日

7月のチェーンストア販売、衣料品0.4%減

日本チェーンストア協会が平成29年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数9,570店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,043億4,162万円(前年比100%)でした。
概況として、7月は食料品は、相場安の影響で農産品の不調、水産品もアニサキス報道の影響が続き苦戦したが、住関品は、季節商品の動きがまずまずだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、前年並みとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は975億5,054万円で、前年同月比0.4%減でした。
部門別では、
紳士衣料  180億6,489万円(前年比0.5%減)
婦人衣料  312億2,774万円(前年比1.4%減)
その他衣料 482億5,791万円(前年比0.4%増)

紳士衣料は、ジャケット、長袖薄手ドレスシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどの動きは良かったが、スーツ、スラックス、半袖ドレスシャツ、カジュアルパンツ、ポロシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、シャツ、ブラウス、カジュアルパンツなどはまずまずの動きだったものの、フォーマル、ニット、カットソーなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士ホームウェア、紳士機能性下着、婦人カジュアルインナー、男児Tシャツ、レイングッズ、UV関連商品などの動きは良かったが、紳士肌着、女児Tシャツ、ベビー用品、婦人水着、浴衣などは不調に終わった。