2017年10月24日

9月のチェーンストア販売、衣料品1.4%増

日本チェーンストア協会が平成29年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数9,719店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆49億3,785万円(前年比0.3%減)でした。
概況として、9月は食料品は相場安の影響を受け農産品が苦戦、水産品はアニサキス報道の影響が解消されていなこともあり動きが鈍かった。衣料品は堅調に推移したが、住関品の動きが鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は757億7,764万円で、前年同月比1.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料  127億7,938万円(前年比1.2%増)
婦人衣料  216億5,729万円(前年比0.9%増)
その他衣料 413億4,097万円(前年比1.8%増)

紳士衣料は、ジャケット、長袖カッターシャツ、ポロシャツ、ジャンパー、トレーナーなどの動きは良かったものの、スーツ、スラックスなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、フォーマル、七分袖シャツ、カジュアルシャツ、スカンツ、ニットレギンス、カットソーなどの動きが良かったが、ジャケット、ブラウス、カジュアルパンツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人長袖パジャマ、帽子類などの動きは良かったものの、紳士肌着、婦人下着、男児下着、レイングッズなどの動きは鈍かった。